五十肩の原因と、肩こりの原因の違い
五十肩がなぜ起こるのか?
引き起こすとされる原因については、諸説ありますが、発生原因について、これといった原因は解明されておりません。
ただ、50歳代(中年以降)に多発する事から、「老化によるもの」と、されてしまうことが多いようです。
「五十肩」と「肩こり」は、共に同じ肩周辺に起こる症状ですが、肩こりの多くが「筋肉の血行不良」によって引き起こされるものに対し、五十肩は、肩の関節、関節周囲の靱帯・筋・腱・関節包などが、炎症や拘縮を起こすからとされています。
また、痛みや炎症は、周囲筋をかたくしスムーズな動作を阻みます。さらにこれが痛みを増強させ、より動かしにくくなるといいう、悪循環が繰り返されるのです。
神戸市中央区の神戸駅近くにあるあべ鍼灸整骨院では、より良い治療を行います
五十肩は、大きくわけて「急性期」と「慢性期」とに区別され、それぞれ治療に関する対処法が異なります。
ここでは治療に関する基本を解説してゆきます。 又、後々運動障害を残さない為や回復を早める為にも、なるべく早く当院に受診して下さい。
急性期
【対処方法】
■ 安静
■ 患部を冷やす(炎症が強い場合)
慢性期
【対処方法】
■ 患部を温める(患部を冷やさない)
■ 運動療法
■ マッサージ
膝痛
膝痛は、膝周りの筋肉を緩めたりしても解決が難しいです。
現在、膝痛の原因は、加齢・体重の増加・激しい運動(オーバーユース)と言われています。
しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?
老人でも太っている人でも、どんな激しい運動をする人でも、膝痛がない人は全くありません。
つまり・・・
膝痛の原因は、年齢や体重・動作ではなく、その人の膝の使い方により起こります。
当院では、膝痛の多くの原因は、股関節の仕事を代役している事にあると考えています。
股関節は、人体の多くの関節の中でも、非常に大きく「回る」関節であり、「体重の3倍を支えられる」程強く、「筋肉と骨格のバランスを保つ」うえで、中心的な役割を果たしています。
しかし、膝は曲げるか、伸ばすかという単純な関節で股関節のように「回る」という機能はほとんどなく、体重を支えられるほど強い筋肉でもありません。
膝痛の人は、この優秀な股関節を十分に動かす事が出来ず、その結果、代役を膝が行い、本来、得意でない「体重を支える」「回る」動きをさせられ、不必要な力が加わり、摩擦により炎症が生じます。
すると、軟骨がすり減ったり、周囲の筋肉に負担をかけ痛みが出たり、炎症を抑えるために水が溜まったり、膝を変形させていきます。
膝痛の改善法
当院では、膝痛を根本的に解決させるために、股関節に本来の働きを取り戻させ、同時に今までその代役を務めてきた膝周りの緊張を取り除いていきます。
悪い使い方が根本原因であるので、再び間違えた使い方をしないように訓練していくことで、早期改善・長期維持を可能とします。
膝痛は、ほっておくとドンドンひどくなり、変形を助長させていきます。あまりに変形が強い場合には、改善が難しい場合があります。膝痛の施術は、出来るだけ早いうちに始める方が良いと思われますので膝痛にお困りの方は、あべ鍼灸整骨院までご相談ください!
関節痛
関節を構成する組織は複数の組織で構成されています。
軟骨だったり、関節をつないでいる靭帯(じんたい)や、関節包という関節を包んでいる組織が傷つくことで、痛みを出します。
関節は、全身にたくさんあります。
手足の関節のほか、背骨も一つひとつが関節でつながっており、腰痛や首の痛みも関節痛の一種です。
関節痛は肩関節周囲炎(五十肩)、テニス肘、ゴルフ肘、突き指、外反母趾、などいろいろあります。
関節痛の症状は、靱帯が傷つき、炎症が起きると安静時でも痛みが出ます。
また、関節の動きが制限されたり、関節を動かそうとすると痛みが出ます。
比較的多い原因は、外傷(捻挫)、関節の曲げ伸ばしの反復作業や、草むしり等の長時間の関節への負担、スポーツによる使いすぎによる損傷などです。
そのほか、変形性関節症、リウマチなどでも関節痛が起こります。
治療は、急性期の炎症を抑える治療と、安定期の血行を良くするマッサージ、
関節の動く範囲を広げるストレッチ療法や筋肉を強化する運動療法などを基本として、症状を改善することになります。